お役立ちコラム

虫歯予防に効く歯磨きの極意

虫歯

■虫歯予防のための、歯磨きの基本
虫歯を予防するためには、日頃の歯磨きがとても大切です。毎日、歯磨きをしていても、虫歯予防に効果のない歯磨きをしていては意味がありませんので、まずは歯磨きの基本をご紹介します。
・歯ブラシの毛先をしっかりと歯に当てる
歯と歯肉(歯ぐき)の境目に当てます。毛先の面が歯に当たらなければ汚れを落とすことができません。歯の位置を意識し、毛先が当たるよう角度を変えて磨きましょう。

・歯ブラシは軽い力で動かす
力任せにゴシゴシと歯を磨くと、歯ブラシの当たる面積にムラが出てしまい、歯に汚れが残ってしまいます。料理用のスケール(計量はかり)に歯ブラシを押し当てたときに、150グラムから200グラムになるような優しい力で磨きましょう。力任せの歯磨きは、歯茎を傷つけてしまったり、歯を守るエナメル質を傷つけたりする原因になってしまいます。

・歯ブラシは小刻みに動かす
大体5ミリから10ミリの間隔を目安に、歯を1〜2本ずつ磨くように小刻みに動かしましょう。でこぼこに並んだ歯や背の低い歯は、1本ずつ磨くとムラなく歯磨きができます。歯並びや口内状況によって、ひとりひとりに合った歯ブラシがあります。磨きづらいと感じたら、歯科医に相談して自分に合った歯ブラシを教えてもらいましょう。

■毎日使うからこそ気をつけたい、虫歯予防のアイテム
・歯ブラシは、毛先が開いたら交換
毛先が開いた歯ブラシは歯に当たる部分が少なくなってしまい、歯磨きの効率が悪くなります。歯ブラシを裏返してみたとき、開いた毛先が見えてしまうようになったら交換しましょう。毎日、歯磨きをしている歯ブラシは、1ヶ月に1本が交換の目安とされています。

・歯と歯の間の汚れまでしっかり落とすデンタルフロス
デンタルフロスは、歯と歯の間の汚れを落とすための細い糸です。歯ブラシを使った歯磨きでは、全体の80%までしか汚れが落とせないとされています。残り20%の汚れを落とすために使うのがデンタルフロスです。歯と歯の間にフロスを差し込んで動かすと、細かな繊維が汚れを取ってくれるのです。

・フッ素配合の歯磨き粉を多めに使う
日本で発売されている歯磨き粉の多くは、フッ素が配合されています。フッ素は歯の再石灰化を促して虫歯を予防してくれる、虫歯予防の強い味方です。フッ素が配合された歯磨き粉を少し多めに使用し、口の中に少し歯磨き粉の味が残る程度ですすぎをやめましょう。

・歯磨きの仕上げはフッ化ナトリウム洗口液
歯科などで買うことができる「フッ化ナトリウム洗口液」は、水で薄めずにそのまま口をすすぐことができ、歯磨き後の口内にフッ素を残すことができます。無味無臭なので、歯磨き粉の味が苦手な人や歯磨きがまだ上手にできない子供にもおすすめです。

■日頃の習慣を変えて虫歯予防
歯磨きの基本やアイテムについて紹介しましたが、歯磨きの究極の極意は「食べたら磨く、丁寧に」です。食べ物を咀嚼した歯は汚れや細菌が多く、そのまま放っておくと虫歯になる可能性が少しずつ高くなります。できれば1日3回の食事後、最低でも朝食後と就寝前の歯磨きを丁寧に行いましょう。鏡の前で「正しい歯磨き」ができているかを確認したり、冒頭で述べた「歯磨きの基本」を徹底的に守ったりすることを習慣づけることが、何よりの虫歯予防です。

どんなに丁寧に歯磨きをしても、間食や偏った食生活をしていてはあまり意味がありません。炭水化物や甘いものに含まれる糖は、口内で歯を溶かす酸になりやすい栄養素です。間食や甘い飲み物を控え、バランスの取れた食事を摂ることを習慣にしましょう。虫歯予防のみならず、体や心の健康にもつながります。

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