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虫歯治療を途中でやめると大変なことに!

虫歯

■虫歯治療は途中でやめてはいけません
「虫歯の治療のため歯医者に通い始めたが、なかなか都合が合わず、途中で通うのをやめてしまった」という経験がある人は多いのではないでしょうか。なかには「治療していたけど、痛みがなくなったから通うのをやめた」という人も。このように、虫歯治療を途中でやめてしまうことは、大きなトラブルに発展してしまう恐れがあります。そこで今回は、虫歯治療を途中でやめてしまった場合に起こりうるトラブルについてご紹介します。

■虫歯治療を中断したために起こるトラブルとは
“虫歯治療を途中でやめる”という行動は、のちに歯を無残な姿にしてしまう恐れがあるため、絶対にしてはいけません。そこで、ここでは虫歯治療を途中でやめてしまった場合に起こりうる、代表的なトラブルを5つご紹介します。

1.歯の神経を取ったままでやめてしまった場合
虫歯の症状が進行してしまった場合、歯の神経を取り除く治療を行ったり、歯の根の治療を行ったりする必要があります。このように、歯の内部へ治療を施している際に途中でやめてしまうと、のちのダメージがかなり大きくなります。
歯の内部は、“抵抗性が弱い”という特徴を持っています。治療途中であるのにも関わらず、放置されてしまうと、虫歯がより進行してしまったり、歯の根の内部に汚れが溜まってしまったりします。このように歯の根にまで症状が進行してしまうと、複数回治療を行わなければなりません。これを途中でやめてしまうことは、歯の寿命を大幅に縮めてしまうことになります。

2.被せものなどの型をとったままでやめてしまった場合
歯は口の中で少しずつ動いています。そのため、歯型をとったあとは、時間を空けずに完成品を取り付けることが望ましいとされています。もし、型をとってから約1〜3ヶ月経ってしまうと、被せものの適合性にズレが生じてしまいます。そして最悪の場合、型にそって完成させた被せものを再度作り直さなければならないこともあります。そうなると余計な費用がかさんでしまいます。

3.仮歯のままでやめてしまった場合
プラスチック製の樹脂で作られており、被せものを取り付ける前に装着する“仮歯”。これはとても手軽で見た目も本物の歯とさほど変わらないため、頻繁に用いられます。
仮歯を装着した状態で治療をやめてしまうと、時間が経つにつれて徐々にすり減って削り取られていき、削られた部分は歯の移動が原因で補正を起こします。これにより、被せものを取り付けるために作ったスペースが失われてしまうのです。このトラブルに発展すると、「治療を再開して被せものを取り付けよう」と思った頃には、被せもののためのスペースが全くなくなり、再度歯を削らなければならなくなります。

4.薬を詰めた状態でやめてしまった場合
虫歯治療では歯の神経を落ち着かせるため、薬を詰めてしばらく様子を見ることがあります。薬の効果により痛みが落ち着き、薬自体が埋め込まれてあることから穴も塞がるため、一時的に満足感を得ることができます。しかし、これはあくまでも仮の詰め物による処置であるため、虫歯そのものを治療することはできていません。そのため、この状態のまま治療をやめてしまうと虫歯の症状が悪化し、最悪の場合、神経を取り除かなければならなくなってしまいます。

5.応急処置でやめてしまった場合
親知らずなどが原因で歯茎が腫れたり、歯茎に膿が溜まってしまったりした場合、これらに応急処置を施すことがあります。応急処置は一時的に症状を和らげるものであり、完治させているわけではありません。症状の原因や汚れなどは、歯や歯茎にそのまま残っているため、治療をやめてしまうと症状が悪化してしまう恐れがあります。

■歯医者に通えない場合は歯科医に相談
虫歯治療を受けていると、途中で痛みが和らぐことがあり、完治したと錯覚を起こしてしまうことがあります。しかし、実際このようなことは一切なく、歯科医により完治したと判断されるまでは、治療を受け続けることが大切です。もし、なかなか都合が合わず、歯医者に通うことが困難である場合は、歯科医に相談しましょう。

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