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虫歯になりそうなチョコレートが意外にも虫歯予防に効果あり

虫歯

チョコレートは、虫歯の原因と考えられていましたが、最近の研究で「虫歯予防に効果がある」ということがわかってきました。チョコレートのどのような成分が虫歯予防に効果があるのか、詳しくご紹介します。

■チョコレートの主成分カカオ・ポリフェノール
ポリフェノールとは、ワインなどにたくさん含まれている抗酸化作用のある成分で、老化の原因となる体内の酸化を防ぐ働きがあります。カカオ・ポリフェノールは口内でどのような働きを見せるのでしょうか。

・抗菌作用
ポリフェノールが持つ抗酸化作用は、口内の菌に対しても働きかけます。虫歯は口内の虫歯菌が食べかすを餌として繁殖することによって発生する症状です。カカオ・ポリフェノールがたっぷり含まれたチョコレートを摂ることで、口内の虫歯菌の働きを抑え、虫歯を予防することができます。

・歯垢をつきにくくする
虫歯を悪化させる原因のひとつである歯垢。歯垢は虫歯菌が口内の食べかすを食べて作り出すもので、歯垢の中にはたくさんの虫歯菌が生息しています。そのまま放っておくと歯垢内の虫歯菌の量はどんどんと増加していき、やがて虫歯となってしまうのです。そのため、虫歯の予防を行うには、歯垢への対策が必要不可欠です。この歯垢対策に力を発揮するのが、チョコレートにも含まれる、カカオ・ポリフェノール。歯垢付着を抑えて、虫歯予防に効果を発揮します。

■その他の作用
チョコレートの主成分であるカカオ・ポリフェノールは、虫歯の予防以外にも口内に良い影響を与えることがわかっています。

・歯周病菌に対する殺菌効果
カカオ・ポリフェノールには、虫歯菌に対する抗菌作用がありますが、歯周病菌に対しても力を発揮します。そのため、チョコレートは歯周病予防にも効果を表すのです。歯周病菌に対して殺菌効果があるため、カカオ・ポリフェノールを含んでいるチョコレートを摂ることで口内の歯周病菌を殺すことができるのです。

・口臭予防と口内浄化
カカオ・ポリフェノールは、抗酸化作用以外にもニオイ消しの効果があります。また、口内浄化に効果的。チョコレートを摂ることで、虫歯、歯周病予防と同時に口内環境を整えることもできるのです。

■虫歯予防に効果的なチョコレート
チョコレートに含まれるカカオ・ポリフェノールには、虫歯や歯周病を予防して口内環境を整える働きがあります。しかし、食べるチョコレートの種類によっては、効果があまり得られない場合もあるので注意が必要です。

・普通のミルクチョコレートではダメ?
残念ながら、コンビニやスーパーで販売されているミルクチョコレートでは、ほとんど効果を得ることはできません。ミルクチョコレートを作る過程で、カカオ・ポリフェノールはほとんど失われてしまいます。そして、そこに大量の砂糖や調味料を加えるため、虫歯や歯周病を予防するばかりか肥満や糖尿病の原因となってしまうこともあるのです。また、ホワイトチョコレートにはそもそもカカオ・ポリフェノールが含まれていないため、注意が必要です。

・カカオ70パーセント以上のダークチョコレート
抗酸化作用のあるカカオ・ポリフェノールの含有量が多いのは、ダークチョコレートと呼ばれるジャンルのチョコレートです。砂糖やミルク、調味料の量が少なく、カカオの比率が70%以上と高いため、カカオ・ポリフェノールの恩恵を十分に受けることができます。

■摂り過ぎには注意
カカオ70%以上のダークチョコレートであれば、虫歯、歯周病予防に効果的です。しかし、チョコレートには、虫歯の原因となる糖分もたくさん含まれています。そのため、やはり摂り過ぎはよくありません。食べ方や食べる量を考えて、チョコレートで虫歯予防を行いましょう。

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