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その発熱…風邪じゃなくて虫歯の症状かもしれません!

虫歯

■虫歯が原因で発熱してしまうことがある
発熱したときに歯が痛くなるという経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。実は、その逆で「歯の痛み(虫歯など)が原因で発熱してしまう」こともあるのです。そこで、ここでは虫歯による発熱の原因、発熱してしまった場合の対処法についてご紹介します。

■虫歯と熱の関係性について
“歯が痛くて熱が出た”という経験がある人は、今一度歯医者へ足を運ぶことをおすすめします。なぜなら、虫歯の症状がかなり進行している可能性が考えられるためです。この場合、虫歯の症状が神経にまで達し、そこで炎症を起こしている恐れがあります。最悪のケースになれば、神経ごと取り除かなければならなくなるため、早めに治療を受けることが大切です。
ただし、場合によっては風邪やインフルエンザなどが原因で歯痛が起こることもあります。必要な栄養素がきちんと行き届いていないことはもちろんのこと、歯周病や虫歯の初期段階の人は、風邪やインフルエンザをきっかけに痛み出すということもあります。人間は体力が低下すると、免疫力も低下するため、歯周病菌や虫歯菌の活動によるダメージを受けやすくなるのです。

■虫歯は放置してはいけません
虫歯による発熱の原因は、虫歯を治療せずに放置してしまったため。放置している間に、歯根の細菌が隅々にまで広がり骨髄にまで感染すると、顎の骨を腐らせ骨髄炎を引き起こしてしまう可能性があります。こうなると、発熱や嘔吐などの症状が表れ、体調不良に苦しむことになってしまいます。
これだけでも、虫歯を放置することの危険性を分かっていただけたことでしょう。しかし、虫歯を放置することが原因であらわれる症状はまだまだあります。

・虫歯の症状が進行し激痛が走る
虫歯菌によるダメージが神経にまで達すると、かなりの激痛が走ります。濡れタオルを頬に当てて冷やしたり、痛み止めを飲むなどの応急処置で痛みを和らげることも可能ですが、これは一時的なもの。痛みから解放されるためには、神経を取り除かなければならないため、激痛を感じたらすぐに歯医者へ行きましょう。

・副鼻腔炎の発症
上の奥歯の近くには鼻の副鼻腔(ふくびこう)があり、上の奥歯が虫歯になってしまうと、細菌が副鼻腔に溜まってしまうことがあります。細菌が多量に溜まると、副鼻腔炎を発症してしまうこともあり、頭痛などの症状を引き起こしてしまうのです。

・死に至ることもる
虫歯を引き起こす虫歯菌が、何らかの原因で血液に混ざり体内に侵入してしまうと、心筋梗塞や脳梗塞などの症状を引き起こす可能性があります。最悪の場合、死に至るケースも考えられるため、手遅れになる前に歯医者へ行くことが大切です。

■虫歯による発熱、これは絶対避けるべき
熱が出た原因が虫歯によるものだとわかっている場合は、“アルコールの摂取”や“熱めのお湯での入浴”などを避ける必要があります。
アルコールを摂取すると血液の流れがよくなるため、体温が上昇します。これは炎症が起こりやすい状態であるため、虫歯の痛みが増す恐れがあります。同じように、熱めのお湯での入浴も血液の流れをよくしてしまうため、虫歯がより強く痛み出す可能性があります。虫歯による発熱の際は、アルコールを控え、入浴はシャワーで済ませるなどして、なるべく体温を上昇させないようにしましょう。

■自分の身を守るために
発熱した原因が虫歯である場合、それは虫歯の症状がかなり悪化しているサインです。そのまま放置し続けると症状はさらに悪化し、最悪の場合、死に至ることも考えられます。自分の身を守るためにも、虫歯があるとわかったらすぐに歯医者へ行くよう心がけましょう。

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