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ストレスと虫歯には大きな関係が!なぜストレスが原因で虫歯に?

虫歯

■ストレスと虫歯の意外な関係
現代社会で生きるうえで、大なり小なりストレスと戦っている人は多いでしょう。ストレスといえば、うつ病というイメージが強いかもしれませんが、ストレスが虫歯を引き起こすこともあるのです。この2つにはどういった関係があるのでしょうか。

虫歯にならないためには、酸化した口内をアルカリ性の唾液で中和する必要があります。その唾液を出す指令を送っているのが「自律神経」と呼ばれる神経です。自律神経には「交感神経」と「副交感神経」があり、食べ物を噛んで唾液を出すという役割は副交感神経が担っています。副交感神経は、体がリラックスして落ち着いているときに活発に活動しますが、脳や体がストレスを感じると交感神経の活動が優位になってしまいます。

交感神経は体が活動しているときに活発になる神経で、いつでも動けるように筋肉を緊張させる指令を出す神経です。本来休息すべきときにも交感神経が活発に活動してしまうと、筋肉の緊張が続いてしまい、口内周辺の筋肉が緊張したままになってしまいます。すると唾液を口内に分泌する唾液腺も収縮してしまい、分泌される唾液の量が減ってしまいます。口内を中和するために必要な唾液が分泌されなくなることで、虫歯菌が活動しやすい口内になってしまうのです。ストレスと虫歯は、自律神経で結びついた意外な関係性があるのです。

■虫歯を呼び寄せてしまうストレス解消法
ストレスは、溜め込まずに発散してしまうのが一番。しかし、ストレス解消法によっては虫歯を呼び寄せてしまうものもあるのです。下に紹介するものは、実は虫歯に繋がりやすいため、要注意。

・飲酒
飲酒には、口内や食道、胃といった消化器官に炎症を起こす可能性があります。お酒は、飲み過ぎると交感神経を活発にさせてしまい、体を長く緊張状態にさらしてしまうことも。交感神経が活発になると唾液の分泌が抑えられてしまうので、虫歯につながりやすくなります。お酒が大好きな人は、適度な節度を守って飲みましょう。

・喫煙
煙草を吸うと、体の血管が収縮します。すると口内の唾液腺も収縮してしまい、口内に十分な量の唾液を分泌することができなくなります。これにより口内で虫歯菌が活動しやすくなってしまうので、愛煙家の人は要注意です。

・多すぎる間食
「ストレス発散のためにケーキバイキング」という人もいるでしょう。しかし、ストレスを感じたときに、ついついおやつを食べ過ぎてしまったり、グミやアメなどを口に含んでいないと落ち着かなかったりする人は要注意。口内に長い間、食べ物が留まっていたり、食べかすが残っていたりすると、虫歯菌はここぞとばかりに活動を始めます。甘いものを全く食べないのもストレスになるという場合は、1日に食べる量をしっかり決めたり、キシリトール入りのガムで代用したりという方法もあります。

■ストレス虫歯を防ぐ「神様の食べ物」とは
ストレス虫歯を防ぐためには、常に口内にサラサラの唾液があることが望ましいです。しかし、生まれつき唾液が少ない人や強いストレスを感じている人は、なかなか難しくもあります。唾液の少ない口内やストレスにお悩みの人は「神様の食べ物」を意識してみましょう。

「神様の食べ物」とは、地鎮祭や豊作祈願などを行うとき、神様にお供えする食べ物のこと。お米と昆布、するめに根菜、果物がいいでしょう。こういった食べ物を20〜30回ほどしっかり噛んで食べることで、口内の水分を奪われることなく食事ができ、食べ物を噛むことによって唾液が分泌されます。朝は「パン派」という人は、食事の最後に果物を食べて補ったり、キシリトール入りのガムを噛んだりして唾液の分泌量を補うといいでしょう。パンを牛乳で流し込むような食事は、口内の水分を奪ってしまいます。噛まずに流し込むことは唾液の分泌も行われないので、虫歯になりやすくなってしまいます。よく噛んで口内に唾液を分泌すること、これがストレス虫歯を遠ざける簡単な方法です。

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