お役立ちコラム

今日から始めたい!簡単にできる歯周病予防「指磨き」

歯周病

歯を支える歯茎や骨が壊されていく歯周病。歯周病は、40歳以上の日本人の約8割が患っている病気だといわれています。そのため「誰もがなるから仕方ない」と思っている人もいるかもしれませんが、歯周病になると、最終的には歯が抜け落ちてしまいます。あなどれない病気なのです。

入れ歯にするには、お金がかかりますし、ケアも大変です。また、おいしい食事を楽しむためにも、健康的に生きていくためにも歯は欠かせないものです。ですから、なるべく自分の歯を長持ちさせたいものです。そこで、歯周病にならないためにも日頃から予防しておくことが大切です。しかし、定期的に歯医者に通うのは面倒ですし、自宅でできたとしても何か道具が必要になるのであれば、なかなかケアをはじめてみようと思わないことでしょう。ここでは、今すぐに始められる歯周病予防の「指磨き」についてご紹介します。

■いつもの歯磨きにプラスするだけ
指磨きは、その名のとおり、指を使って歯を磨くことです。特別な道具は一切必要ないので、今すぐに始められます。また、どこでもできるというのも大きなメリットです。指磨きのやり方は、まず歯と歯茎の境目に指を当てます。そして、横方向に小刻みに動かしてください。力を入れすぎると歯や歯茎に負担を与えてしまいますので、気持ち良いと感じるくらいの強さで磨くのがポイントです。また、1箇所につき約10秒〜15秒間動かすようにしてください。時間が短すぎるときちんと予防ができないですし、やりすぎると歯や歯茎に負担をかけてしまうので注意しましょう。

次に、奥歯から前歯の中央に向かって、指を大きく動かします。3回〜5回ほど連続して動かしてください。弧を描くように動かすのがポイントです。また、上の歯茎の場合は上から下に向かって動かすようにしましょう。いつもの歯磨きの前に指磨きをするだけで、簡単に歯周病を予防できます。

■奥歯まで綺麗に掃除ができる
指磨きの特徴には、「奥歯まで綺麗に掃除ができる」ということが挙げられます。毎日、歯ブラシを使って丁寧に歯を磨いているという人も、意外と磨き残しがあるものです。特に奥歯は汚れが見えにくく、また歯ブラシが届きにくい場所でもあります。そのため、奥歯に磨き残しがある人が多くいます。

指磨きでは、歯ブラシが届きにくい奥歯までしっかりと磨くことができます。また、自分の指で掃除をすることで、歯のざらつきや磨き残しを確認できるというメリットもあります。

■指磨きグッズも販売されている
口の中に指を突っ込むのはちょっと……という人は、「歯磨きティッシュ」を使用するとよいでしょう。歯磨きティッシュは、薬局などで販売されている歯磨きグッズです。水を使わずに拭き取るだけで歯を磨くことができます。この歯磨きティッシュを使用すれば、歯に直接指を当てる必要がありません。水を使用しないので、職場など歯が磨けない場所でも磨くことができます。使い終わった後はゴミ箱に捨てるだけなので、気軽に使用できるでしょう。また、指磨き専用の指サックなども販売されているので、より効果的に歯周病を予防したい人はこういったグッズを使用してみてもよいかもしれませんね。

■症状がでる前から予防しておこう
歯周病の原因となるのは、プラーク(歯垢)です。プラークとは細菌の塊のことで、1,000分の1グラムに1億を超える細菌がすみついているのです。この細菌はすべてが悪い菌ではありませんが、プラークが歯や歯茎に溜まることで歯周病が引き起こされます。

「冷たいものがしみるようになった」「歯茎から血が出る」というような症状が出た場合、歯周病の症状はかなり進行してしまっているかもしれません。症状を感じるようになる前からきちんと予防をしておきましょう。

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