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親知らずの治療後、食事はどうする?

親知らず

歯医者での治療が終わると、何かと不自由なことが多いもの。特に抜歯をしたあとは、さまざまな制限が課されることになります。親知らずの治療はそのほとんどが抜歯を行うものなので、そういった制限に対する不安は大きなものでしょう。たとえば食事は、普段通りにしてもいいものなのでしょうか。歯を抜いたあとはぽっかりとスペースが空いてしまっていて、痛みや腫れもあることから悩むものです。

今回は、そういった親知らずの治療で抜歯したあとの食事についてご紹介します。

■食事は控えなければいけない?
親知らずの治療で抜歯をしたあとは、そもそも食事をしてもいいのでしょうか。それとも、しばらくは食事もできないのでしょうか。これに関しては、絶対に食事をしてはいけないというわけではありません。しかし、状況によっては食事を控えなければいけないこともあります。以下に、食事を控えるべき状況についていくつかご紹介します。

・出血がある場合
親知らずの治療で抜歯すると、出血を伴うことが非常に多くあります。というのも、歯を抜くということは、そこに穴が空くわけですし、歯茎を切ったりもするので、これは仕方がないことなのです。この出血が起きている状態のときは、食べ物を口に入れないようにしましょう。出血は傷口がふさがっていない証拠であり、このときに食べ物を口に入れると細菌が傷口から体内に入り込みます。細菌は痛みや腫れの原因となるので、治療後の経過が悪くなってしまうのです。

とはいえ、出血は抜歯から30分程度で治まってくるので、出血によって食事をしてはいけない期間はそう長くはありません。しかし、場合によっては治療の翌日などに出血がある場合があるので、食事の前には出血がないかきちんと確認しましょう。

・麻酔が効いている場合
親知らずの治療に限らず、歯科治療の多くで麻酔が使われます。歯を削ったり歯茎を切ったりするので、麻酔は必要不可欠なのです。麻酔は痛みを感じなくするために打つものですが、これは神経をマヒさせているからです。そのため、痛み以外の感覚も鈍くなってしまいます。この麻酔が効いている間に食事をすると、危険な事態に陥っても気づかないことがあるため、麻酔が効いている間の食事も避ける必要があります。

たとえば頬を噛んでしまったり火傷してしまったりした場合、普通なら気づいて食事を止めることもできます。しかし、麻酔が効いている間は痛みや熱に対する感覚が鈍くなっているため、ケガや火傷に気づかず食事を続けてしまい、大惨事を招いてしまうことがあるのです。こういったことから、食事をする際にはきちんと麻酔が切れていることを確認しましょう。麻酔は1、2時間程度で切れるので、覚えておくと安全です。

■抜歯後の食事の仕方
親知らずの治療で抜歯したあとは、前述したような状況に気をつければ食事をしても問題はありません。ただ、いつも通りに食事をしてもいいというわけではなく、少し注意しなければいけないこともあります。

たとえば、抜歯した箇所で物を噛まないようにするということ。これは食べ物で傷口が開かないようにするという意味もありますが、食べ物が穴につまらないようにするという意味もあります。穴に食べ物がつまると、虫歯などほかの歯の病気の原因になってしまいます。もし、つまってしまった場合でも、無理やり取り出そうとすると傷つけてしまうことがあるので注意が必要です。このほかに、辛いものやアルコールなど傷口に刺激を与えるようなものも避けるようにしましょう。

■硬すぎても軟らかすぎてもダメ!
親知らずの治療で抜歯したあとは、食事には気をつかうようにしましょう。硬い食べ物はできるだけ避け、適度な軟らかさを持つものを食べるのがいいでしょう。ただし、軟らかすぎるものも穴につまりやすくなるので注意が必要です。

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