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アルコールの飲み過ぎは不快な口臭をもたらす原因に!

口臭

■アルコール臭が口臭の原因に
人と話すとき、ついつい気になってしまうのが「口臭」です。相手に不快な思いをさせないためにも、口臭には常に気をつけておきたいもの。その口臭の原因は、舌の汚れである「舌苔」や口の中の食べカス、心因的なストレスなどが挙げられます。そして、「アルコールの過剰摂取」も、実は口臭の原因になりえるのです。
そこで今回は、アルコールの飲み過ぎと口臭の関係について解説します。

■「酒臭さ」と「アルコールの吸収」が口臭に
お酒を飲み過ぎたあとは、独特のアルコール臭が口内に残ってしまうことがあります。自分では気づかなくても、周りの人から「お酒臭い」といわれた人も多いのではないでしょうか。このアルコールが原因で、口臭が引き起こされるケースがあります。

アルコールは、体内に吸収されると肝臓の働きによって「アセトアルデヒド」と呼ばれる有害物質に分解されます。この「アセトアルデヒド」が血流に乗って肺に到達すると、その臭いがそのまま呼気になり、口臭として意識されるようになります。また、アルコールの臭いは毛穴を通って皮膚からも放出されるので、体臭にもつながります。加えて、アルコールには強い利尿作用があります。たくさんお酒を飲むと頻繁にトイレに行くようになり、これによって体内の水分が大量に失われます。そうなると唾液量が減少して口腔内が乾燥し、細菌の増殖を促してしまいます。この細菌の増殖が、飲酒後の口臭の直接的な原因です。なるべく早く解消したい口臭ですが、アルコールの分解には短くても1日程度の時間が必要だといわれています。そのため、口臭もその間はなかなか解消されないのです。

こうした症状を防ぐためには、こまめに水分を摂取するなどの工夫をする必要があります。飲酒中の水分補給は、飲酒で失われた水分の補給になるとともに、口臭の原因である口内の乾燥も防いでくれます。しかし、それでもアルコールの吸収量がそれを上回れば十分な効果は期待できません。健康のためにもエチケットのためにも、アルコールの過剰摂取は避けたほうが無難です。

■消化器系のダメージが原因であることも
前述した理由から、アルコールの過剰摂取は口臭の原因になると考えられています。また、アルコールによって消化器官が傷つけられ、口臭が発生するということも考えられています。

アルコールを過剰摂取すると、胃腸などの消化器官にダメージが蓄積されます。そうなると消化器官が十分に機能しなくなり、消化不良などの症状が引き起こされます。その結果、食べ物の発酵臭が口臭として出てしまったり、アルコールの分解が追いつかずにアルコール臭が強い口臭として発せられたりします。また、肝機能の障害が起きたときも、口臭が発生します。

こうした症状を防ぐためには、摂取するアルコール量を見直すのはもちろん、胃腸など消化器官のダメージを減らす必要があります。そのためにはお酒だけを飲まず、食べ物も一緒に摂るようにしましょう。胃の中に消化する食べ物がないと、胃壁がアルコールに直接さらされてしまうので、胃腸へのダメージが蓄積されやすくなります。そうなると胃を痛めるのはもちろん、胃から漂うアルコール臭が口臭として意識される原因にもなります。したがって、お酒を飲む時は少しずつでも食べ物をつまむようにしながら飲むようにしましょう。

■まとめ
友人や職場との付き合いなどで、お酒をつい飲み過ぎてしまうという人は多いものです。しかし、アルコールの過剰摂取は健康面にも口臭や体臭などのエチケット面にも大きな悪影響を及ぼします。そうならないためにも、飲酒は適度な量を守って健康的に楽しむことが大事です。

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