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虫歯

虫歯を放っておいたら治る?それとも症状が悪化する?

口内の虫歯菌によって引き起こされる虫歯は、早い段階で治療を行えば1日で完治させることができます。しかし、症状が進行して神経・歯の根へと感染が進むと、治療期間が長くなり、治療中の痛みが強くなるなど重度の症状を引き起こす原因となってしまいます。多くの人は症状がここまで進行する前に治療を受けますが、もしも虫歯の治療をせずにそのままにしておくとどうなるのでしょうか。ここでは、虫歯を放置することによって引き起こされる様々な怖い症状についてご紹介します。

■自然治癒はほとんどなく、菌は病巣を広げていく
虫歯を治療せずにそのまま放っておくと菌はどんどんと病巣を広げていき、口内だけでなく、体のさまざまな部分にまで症状を引き起こします。

・初期
虫歯になって、はじめに発生するのは歯の穴です。虫歯菌によって歯が溶け出し、どんどん奥に進んでいき、冷たいものや甘いものを食べると歯がしみるなどの症状が現れます。この時点で治療を受ければ短時間で完治できます。しかし、そのまま治療をせずに放っておくと、やがて神経に到達して強い痛みと炎症を引き起こします。この症状は骨髄炎と呼ばれ、歯の芯部が虫歯菌によって脅かされている状態です。歯の根まで虫歯菌が到達すると、抜歯が必要になります。多くの人は、この痛みに耐えることができずに歯科医にかけこむようです。

・中期
骨髄や神経が菌に侵されて完全に腐ると一時的に痛みは収まりますが、菌は歯の根を通って顎の骨へと進行していきます。やがて、根の周辺が膿んでくると、鈍い痛みや疼きを感じるようになります。その後には、顎の骨の中にどんどんと膿がたまっていき、顔が大きく腫れる、または、発熱するなどの症状がおこります。

・末期
顎の骨に膿がたまっていくと、骨が腐っていき骨髄炎を引き起こします。また、骨髄の中にはたくさんの血液が流れており、菌と血液が混ざり合い、全身へと運ばれていきます。血液中には白血球などの免疫機能があるため菌の感染が広まる可能性は低いですが、糖尿病や免疫不全などの疾患を抱えている人は体全体の免疫力が低下しているため、白血球でも菌の感染を守りきれない可能性があります。菌が心臓や脳などの生命機能を維持する上で大切な器官に広まり炎症を起こすことで、感染性心内膜炎や脳腫瘍などの命に関わる病気にかかってしまうのです。
また、治療をしないまま菌が体内の血液中に供給され続けると、白血球などの免疫機能もやがて破綻してしまいます。そうなると血液中で菌が爆発的に増殖して、血液が腐っていき、敗血症という症状を引き起こしてしまうのです。一度敗血症になってしまうと、命を落としてしまう確率も高くなります。

■実際に命を落とした人も
貧しい国や歯科技術が未発達な国ではこのような症例が報告されている他、歯科にいくのがイヤだという理由で治療を受けずに放置していた結果、敗血症となり命を落としたという人も実際に存在しています。歯科での治療は、確かに強い痛みや不安を感じるものです。そのため、痛みや腫れを我慢してしまうという人にいるかもしれませんが、虫歯を治療せずに放置することで感染が広がり、命を落としてしまうこともあることを知っておいた方がよいでしょう。

虫歯は、適切な時期に適切な治療を受けていれば、菌が血液や全身に広がっていくことはありません。進行の段階に合わせて、詰め物治療、根管治療、抜歯などの治療を受けるようにしましょう。歯に痛みを感じる場合は、早い段階で歯科に相談することが大切です。また、虫歯だけでなく歯周病などの症状でも、放置しておくと同様の末路を歩むことになるので注意しましょう。

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