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親知らず

全身麻酔をして親知らずの治療はできますか?

歯医者では全身麻酔での治療も行えます。歯医者の治療というと、「歯茎に注射器を指す」というイメージを持つ人もいるのではないでしょうか。しかし、歯医者が行う麻酔はそのようなものだけではなく、「表面麻酔」や「伝達麻酔」などさまざまな麻酔があります。その中に全身麻酔も含まれているので、抜歯に恐怖があるという人でも安心して治療を行うことができます。

■全身麻酔による親知らずの治療
親知らずは歪んで生えていることが多いため、抜歯による治療が行われることも少なくありません。しかし、口の中でも一番奥に生えているので治療がしづらく、嘔吐反射がある人の場合は歯科治療ができないので全身麻酔によって治療をスムーズに進められるようにするのです。
親知らずの生え方は人それぞれで、1本だけ生える人もいれば4本生える人もいます。そのため親知らずが複数本生えている人の場合、治療で数本の歯を一気に抜歯することも考えられます。こういった数本の歯を抜歯する際に局所麻酔を使ってしまうと、数カ所に注射針を刺さなければならず患者にとっても負担がかかってしまいます。親知らずの治療に全身麻酔が使われるのは、こういった点も一つの理由となっています。

全身麻酔をかけることから、「治療に時間がかかるのでは」と考える人もいるかもしれません。しかし、必ずしもまとまった休みを取る必要はありません。治療当日までに診察・検査を済ませておけば、親知らずの治療は1日で行えます。そのため、日帰りで治療を済ませることも可能です。
治療終了後は数時間休憩するだけで帰宅することができるので、負担少なく治療を行えます。

寝ている間に治療を全て終わらせることができる親知らず治療。親知らずの治療のみならず、歯科治療に対して恐怖心がある人に対しても適用されるので、痛みが気になる人は歯医者に相談してみることをおすすめします。

■全身麻酔の種類
歯医者で使用される全身麻酔には、「吸入麻酔」、「完全静脈麻酔」、「低血圧麻酔」の3つの種類があります。以下では、これら麻酔についてご紹介します。

・吸入麻酔
吸入麻酔とは、気体状の麻酔薬を肺から吸入させる方法です。麻酔の濃度を調節することができるので、麻酔の深さを簡単に調整することができます。歯科治療で最も多く使われている麻酔方法です。

・完全静脈麻酔(TIVA)
完全静脈麻酔は、点滴を静脈に打つことで麻酔をかける方法です。この麻酔薬は、投与してわずか数十秒で意識がなくなるので、すぐに治療へ取り掛かることができます。完全静脈麻酔には「チオペンタール」や「ケタミン」などさまざまな種類があるのですが、主流となっているのは「プロポフォール」です。このプロポフォールは、完全静脈麻酔の中でも鎮静効果が強いもので、麻酔が効くのも覚醒するのも早いという特徴を持っています。そのため、術後早く目覚めることが可能です。

・低血圧麻酔
この麻酔は、降圧薬という血圧を下げる薬を投与しながら麻酔をかける方法です。治療において出血が多くならないように、血圧を人為的に一定のレベルまで下げるのです。これにより、歯医者も患者も負担が減るので、スムーズに治療を行うことができます。

■全身麻酔による治療はどこでもできるの?
全身麻酔による治療は、どこでもできるわけではありません。何故なら、全身麻酔を使えるのは「歯科麻酔科医」だけだからです。歯科麻酔科医とは、歯科大学を卒業した後に歯科大学や大学医学部の「麻酔科」でレベルの高いトレーニングを受けた歯科医のことです。
患者に麻酔をかけるのは簡単ではありません。しっかり患者の全身状態を確認し「どのような麻酔を使うか」、「どのくらい投与するのか」を見極めなければなりません。麻酔は、投与の仕方を間違えると大変な事態になってしまうからです。そのため、専門知識を持っている人以外は全身麻酔を使った治療を行うことができません。この専門知識を持っている歯科医こそ、歯科麻酔科医なのです。
歯科麻酔科医は通常の歯科医とは異なり、どこの歯医者にもいるわけではありません。
ですので、親知らずの治療を含め全身麻酔を使った治療を行いたい場合は、歯科麻酔科医のいる歯医者を探しましょう。

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