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親知らず

下の親知らずの治療後は痛みや腫れが強く現れると聞きます。

■親知らずの抜歯に伴う痛み
親知らずの抜歯治療には、他の歯の抜歯に比べるとやや大掛かりな処置が必要です。歯茎を切ったり骨を削ったりする場合もあるので、当然ながらそれに伴う痛みもでてきます。その中でも、特に痛みが強く現れ、長引くことが多いとされているのが「下の親知らずの抜歯治療」です。では、その痛みの原因や対処法にはどのようなものがあるのでしょうか。今回は、下の親知らずの抜歯治療による痛みと、その痛みへの対処法を紹介していきます。

■下の親知らずの抜歯はなぜ痛いのか
まず、下の親知らずの抜歯治療はなぜ痛みが強いのかを知っておきましょう。下の親知らずは上の親知らずに比べると、まっすぐに生えることがあまりないといわれています。くわえて歯根の形や大きさも上の親知らずとは違い、顎の骨も硬いという特徴があります。そのため、抜歯治療が困難になります。さらに下の歯肉は上の歯肉に比べると分厚いため、歯肉を切開するケースもあります。このように、下の親知らずは上の親知らずと比べ、大掛かりな処置をする必要があり、傷口も大きくなって細菌感染のリスクも高まります。これが、下の親知らずの抜歯後に痛みが起こる原因です。この痛みが出始める時間は抜歯治療後の2〜3時間後です。ちょうど麻酔が切れ始める頃にあらわれることが多いようです。

また、痛みがあらわれる原因としてもう1つ大きなものがあります。それは「ドライソケット」と呼ばれる現象です。ドライソケットとは、抜歯後の穴が血液で覆われず、骨の表面がむき出しになってしまう現象のことです。本来、骨は歯茎に覆われているべきですが、血液が上手く固まらないと骨を覆うものがなくなるため、結果として歯茎も作られなくなります。そうしてむき出しになった骨に直接物が当たり、強い痛みを覚えるようになります。

■痛みや腫れが長引く期間は、歯の生え方やドライソケットによって違う
親知らずの抜歯後、痛みやを感じる期間は歯の生え方や、ドライソケットになっているかいないかで変わってきます。親知らずがまっすぐ生えている場合は、痛みや感じる期間は5日から7日程度です。横になって生えている場合は10日から14日ほどと、まっすぐ生えているケースに比べ、痛みを感じる期間が長引く傾向にあります。さらにドライソケット状態になると、痛みが2週間からそれ以上の期間に長引いてしまうことも珍しくありません。

くわえて、抜歯後の腫れ方にも違いがでます。前述したとおり、下の親知らずは硬い骨の中に埋まっている場合もあるため、抜歯に時間がかかります。さらに虫歯や歯周病などの炎症で元から親知らずが傷んでいると、周囲の骨を修正してから抜歯する必要があるので、腫れがひどくなります。ある推測では、下の親知らずでまっすぐに生えているものは30%、横に生えている親知らずは70%程度の確率で腫れが起こると推測されています。

■痛みに対する処置
親知らずの抜歯後、痛みや腫れがあらわれたら、外側から早めに冷やすことが大事です。ただし、冷やしすぎは血液の循環を滞らせるため、かえって回復を遅らせる原因になります。冷やすタイミングとしては、抜歯してから24時間以内を目安にしましょう。それ以降は温めるようにすると、痛みや腫れを抑えることができます。

また、鎮痛剤を使って痛みを抑えるという手もあります。鎮痛剤は、麻酔が切れる前に飲んでおくと後から出てくる痛みを抑えることができ、今後の不快感も減らすことができます。鎮痛剤を服用する場合は、決められた時間や量をきちんと守るようにしましょう。痛みの程度と、一度に飲める薬の最大量をきちんと把握しておくことが大事です。

■まとめ
何かと不安がつきまとう親知らずの抜歯。それが痛みも腫れも強い下の親知らずとなると、不安は増すものです。しかし、きちんとした処置をとれば回復も早まり、痛みや腫れを抑えることもできます。

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