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親知らず

親知らずの治療後に起こりやすいというドライソケットはどんな症状?

ドライソケットとは、抜歯した後の傷口がふさがらず、骨がむき出しのままになった症状です。親知らずの抜歯治療を受けた後、通常なら1週間程度で腫れや痛みがひいてきますが、いつまでも激しい痛みが続く場合は、ドライソケットを起こしている疑いがあります。特に、下の親知らずは抜歯の傷口が大きくなりがちでドライソケットになりやすいと言われているので、特に注意が必要です。ここでは、ドライソケットの原因や症状、対処法、予防法をご紹介します。

■ドライソケットの原因と症状
一般的な抜歯治療では、歯の周りの歯茎をある程度切開して歯を抜き取るため、歯茎に穴が空いて骨がむき出しになります。その後、抜歯した穴に血液が流れこんで固まり、かさぶたになることで傷口がふさがっていくのです。このかさぶたになるジェル状の血液は血餅(けっぺい)と呼ばれ、傷口を保護したり止血したりする働きを担っています。ドライソケットは、抜歯治療後の傷口に血餅が上手くできなかったり、取れてしまったりすることによって起こる症状です。
ドライソケットになると、抜歯治療後の傷口が血餅でふさらがらず、いつまでも骨の表面がむき出しのままになります。すると、食事や歯磨きの際に物が直接骨に触れるので、激しく痛みます。ドライソケットの痛みは抜歯治療後2〜3日で始まり、時間が経つにつれ強くなっていくのが特徴です。しかも、抜歯から1週間程度経ってもなかなか痛みが弱まらず、症状が2週間程度続くこともあります。
なお、ドライソケットが悪化すると、むき出しになった骨が細菌に感染して「急性歯槽骨炎」という骨の炎症を起こす恐れもあるので、歯医者で早めに処置を受けることが大切です。

■ドライソケットの対処法
親知らずの抜歯治療後、強い痛みが長続きしてドライソケットの疑いがあるときは、鎮痛剤を飲んで痛みを抑えると良いでしょう。たいていの場合、歯医者で抜歯治療を受けたときに、鎮痛剤を処方されていると思います。なお、処方された抗生物質もきちんと飲み続けることが大切です。そして、処方された薬がなくなる・なくならないにかかわらず、早めに歯医者を受診しましょう。ドライソケットと診断されれば、薬を変更することもあります。
歯医者で行われる処置は、抜歯した穴を清潔にしてから、穴に抗生物質を詰めるというものです。その際、薬と共にガーゼを詰めた場合は、ガーゼ交換のために通院が必要となります。あるいは、抜歯治療の傷口を軽くひっかいて傷つけ、再び出血させて血餅の形成を促すこともあります。なお、その際には、痛みを和らげるために麻酔をするのが一般的です。

■ドライソケットを防ぐために
ドライソケットは、抜歯治療後の穴に血餅が形成されず、骨がむき出しになることによって起こります。「もともと傷が治りにくい」「血が固まりにくい」といった体質の影響もありますが、次のような生活上の行為が原因となることもあるので注意しましょう。

・うがいは極力少なくする
抜歯治療後に強いうがいを何度もしてしまうと、せっかくできかけた血餅が洗い流されてしまいます。そのため、抜歯治療後はできるだけブクブクうがいは控え、必要最低限の回数だけ口をゆすぐ程度に留めましょう。

・強く吸ったり吐いたりしない
ストローで飲み物を吸い込む、鼻を強くかむ、咳をするといった動作をすると、口の中で空気が勢い良く流れ、血餅が剥がれやすくなります。親知らずの抜歯治療後は、息や飲み物を強く吸ったり吐いたりする動作は控えることが大切です。

・治療の前後しばらくは禁煙する
タバコに含まれるニコチンには、血管を収縮させる働きがあります。そのため、喫煙すると歯茎の血行が悪くなり、傷の治りが遅れてドライソケットになりやすくなるのです。

・抜歯部分の傷口を刺激しない
硬い食べ物を食べたり、歯ブラシで傷口を強くこすったりすると、血餅が剥がれる原因になります。また、傷口が気になるからといって舌で触るのも控えましょう。

・治療後の圧迫止血をしっかり行う
親知らずの抜歯治療後は、傷口から血がにじんでくることがあります。出血したままではなかなか血餅が形成されないので、清潔なガーゼを傷口に当てて強く噛み、圧迫止血することが大切です。

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